コードを書く時間よりAIと対話する時間が長くなった時代、エンジニアの間で熱い支持を集めているのがWindsurf(ウィンドサーフ)です。Codeium社が2024年11月に公開した次世代AI統合IDE(開発環境)で、「世界初のAIエージェント搭載IDE」として話題になりました。2026年6月にはDevin Desktopにリブランドされ、さらにパワーアップ。プロジェクト全体の文脈を自動で把握する「Cascade」エージェントは、まるでAIペアプログラマーが隣に座っているような体験を提供します。
Codeium社が開発したAIエージェント搭載の統合開発環境(IDE)。VS Codeをベースにしながら、「Cascade」というAIエージェントがプロジェクト全体を自動で理解し、複数ファイルにまたがる変更を自律的に実行。初心者でもコードを書かずにアプリ開発ができると話題です。2026年6月よりDevin Desktopとして新展開中。
Windsurfって何がすごいの?
GitHub Copilotは基本的に今開いているファイルを見てコードを補完します。でもWindsurfの「Cascade」エージェントはプロジェクト全体をスキャンして、すべてのファイルの関係性を把握した上で変更を提案・実行します。
例えば「ユーザーIDをcustomer_idに全部変えて」と頼むと、プロジェクト内の全ファイルを横断して一括修正してくれるんです!
CursorはVS Codeのショートカットキーが変更されていて慣れが必要ですが、WindsurfはVS Codeのキー設定そのまま使える。それに料金もWindsurfの方が若干お得なプランがあります。
初心者や「とにかくすぐ使い始めたい」という方にはWindsurfがおすすめです!
料金プラン一覧【2026年最新】
Windsurfはクレジット制を採用しています。Cascadeの呼び出し1回ごとにクレジットを消費する仕組みです。
| プラン | 月額(USD) | クレジット/月 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| Free | 無料 | 25クレジット | 全プレミアムモデルへのアクセス・SWE-1 Lite利用可 |
| Pro | $20/月 | 月500クレジット | SWE-1.5モデル・Fast Context・Knowledge Base対応 |
| Max | $200/月 | 無制限(実質) | Cascadeをフル稼働・大規模プロジェクト向け |
| Teams | $40/ユーザー/月 | 500クレジット/人 | 管理ダッシュボード・SSO・RBAC対応 |
| Enterprise | 要問合せ | カスタム | オンプレ対応・セキュリティ強化・専任サポート |
追加クレジットは250クレジットを$10で購入可能。自動チャージ設定もあるため、作業が中断されるリスクを避けられます。また、SWE-1 Liteモデルはクレジット消費なしで利用できます。
Windsurfの始め方・使い方
インストールから初回のCascade体験まで、わかりやすく解説します。
windsurf.com へアクセスし「Download Windsurf Editor」をクリック。Mac / Windows / Linux 全対応です。VS Code使用者なら初回起動時に「Import from VS Code」で設定・拡張機能を引き継げます。
GoogleまたはGitHubアカウントでサインアップ。無料プランでそのまま利用できます。メールアドレス登録も可。
拡張機能から「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」をインストールしてRestart。さらに「Settings → Set Global AI Rules」で「回答は常に日本語で出力する」と入力するとAIの返答も日本語になります。
Ctrl+Shift+L(Mac: Cmd+Shift+L)でCascadeパネルが開きます。テキストボックスに日本語で指示を入力するだけ。例:「Pythonで簡単なToDoアプリのコードを作成して」→ Cascadeがファイルを作成・コード生成まで自動でこなします。
Cascadeはどのファイルをどうするかをリアルタイムで表示します。「Accept All」で一括反映、個別に確認しながら適用することも可能。Chatモード(コードを変更せず相談)とWriteモード(実際に変更を加える)を使い分けると効果的です。
「このプロジェクトはTypeScript strict modeを使う」「テストはVitestで書く」などをあらかじめ記述しておくと、Cascadeが毎回その方針でコードを生成してくれます。
チーム開発でコーディング規約をAIに共有するのにも最適ですよ 🎯
📺 動画で学ぶ
▲ 入門ガイド:料金や特徴・他製品との比較(🇯🇵 IT屋のたなべ)
▲ Windsurfの強みをわかりやすく解説(🇯🇵 まさおAIじっくり解説ch)
メリット・デメリット
- プロジェクト全体の文脈を自動認識(手動指定不要)
- VS Codeのショートカットをそのまま使えて移行コスト低
- Cascadeが複数ファイルを一括編集・リファクタリング
- ターミナルとAIが統合、自然言語でコマンド実行
- Automated Memoriesで使うほどAIが自分に最適化される
- SWE-1 Liteはクレジット0で使える
- 初心者にも直感的なシンプルUI
- 無料プランは月25クレジットと少なめ
- 大量のファイル生成(10+ファイル)は不安定になることがある
- Cursorと比べてMCP・拡張設定の細かい制御が少ない
- 2026年6月のDevin Desktopリブランドで一部機能・UIが変化中
- Web Search機能はクレジットを消費するため使いすぎに注意
Windsurf vs Cursor:どっちを選ぶ?
| 比較項目 | Windsurf | Cursor |
|---|---|---|
| ベース | VS Codeフォーク(独自改修) | VS Codeフォーク(拡張多数) |
| ショートカット | ◎ VS Code互換そのまま | △ 一部変更あり |
| UIの簡単さ | ◎ 初心者向けシンプル | ○ やや学習コスト高 |
| 全ファイル認識 | ◎ 自動(手動不要) | △ 手動タグ付けが必要な場面あり |
| 並列タスク処理 | △ やや苦手 | ◎ 得意 |
| MCP/API設定 | △ 限定的 | ○ プロジェクト別設定可 |
| Proプラン料金 | $20/月 | $20/月 |
| こんな人に向いている | 初心者・速度重視・VS Code移行組 | 上級者・細かい制御が必要な開発者 |
「すぐ使い始めたい・直感操作重視・VS Codeユーザー」→ Windsurf、「細かい制御・大規模プロジェクト・MCPフル活用」→ Cursor がおすすめです。両方無料プランで試してから決めるのがベストです。
よくある質問
プログラミング未経験でも使えますか?
はい、使えます。Windsurfは「日本語で指示するだけでコードを書いてくれる」という体験を重視しており、プログラミング知識がなくても簡単なWebアプリやスクリプトであれば作成可能です。ただし、生成されたコードを理解して修正できる力は徐々に育てていくことをおすすめします。
Devin Desktopへのリブランドで何が変わった?
2026年6月2日、WindsurfはCognition(Devin開発元)傘下でDevin Desktopにリブランドされました。主な変更点は「Devin Local」(ローカルでDevinエージェントを実行)・「Agent Command Center」(複数エージェントを一括管理)・「ACP対応」(エージェント間通信プロトコル)の3つです。Windsurf Editor自体の基本操作は継続して利用可能です。
既存のVS Code拡張機能は使えますか?
VS Codeをベースとしているため、大半の拡張機能は互換性があります。初回起動時に「Import from VS Code」を選択すると、既存の拡張機能・テーマ・設定を自動で引き継ぐことができます。ただし一部のプロプライエタリな拡張(GitHub Copilot等)は動作しない場合があります。
企業での利用・セキュリティは大丈夫?
TeamsプランおよびEnterpriseプランでは、SSO(シングルサインオン)・RBAC(ロールベースアクセス制御)・オンプレミス対応などのセキュリティ機能が利用可能です。機密コードを扱う場合は公式プライバシーポリシー(windsurf.com)を事前にご確認ください。









