DeepSeek(ディープシーク)は、2023年に中国で設立されたAIスタートアップ「DeepSeek AI」が開発した高性能AIチャットアシスタントです。2025年1月に「DeepSeekショック」として世界を驚かせたR1モデルの公開以来、急速に注目度が高まっています。最大の特徴は、GPT-4レベルの性能を大幅に低いコストで実現した点で、Webチャットは完全無料、APIも他社比で数十分の一の価格から利用できます。
Webチャット(chat.deepseek.com)は完全無料で登録後すぐに使えます。DeepThinkモード(R1推論)も1日50回まで無料。MITライセンスのオープンソースモデルなので、ローカル実行も可能です。
DeepSeekとは?概要と特徴
DeepSeek AIは、中国の量子ファンド「幻方科技(HighFlyer)」が設立した研究機関として誕生しました。創業者の梁文鋒氏が率いる少数精鋭チームが、先進的なMoE(Mixture of Experts)アーキテクチャを採用し、6710億パラメータの巨大モデルを実質的に活性化するパラメータ数370億に絞ることで、高性能と低コストを両立させています。
2026年4月には最新のV4シリーズ(V4-Pro:1.6兆パラメータ、V4-Flash:2840億パラメータ)が公開され、コンテキスト長100万トークン・MCP対応など、大幅な機能強化が行われました。いずれもMITライセンスでオープンソース公開されており、商用利用にも対応しています。
一言でいうと「GPT-4と同等クラスの性能を、約1/50の開発コストで実現した」というのが衝撃だったんです。
しかもWebで無料で使えるし、モデルはオープンソースで公開されています。
でも、それって性能が落ちるんじゃないですか?
特にR1モデルはo1クラスの推論力を持ち、複雑な数学問題や長文分析が得意ですよ。
早速使ってみたくなりました。
個人的な学習や一般的な作業には問題ありませんが、社外秘情報や個人情報は入力しないことが原則です。次のセクションで使い方を詳しく解説しますね。
主なモデル・機能一覧【2026年最新版】
| モデル名 | 特徴 | 得意分野 | 料金 |
|---|---|---|---|
| DeepSeek V3.2 | 汎用高速モデル。日常会話・文章生成・翻訳に最適 | 会話・ライティング・翻訳 | 無料(Web) |
| DeepSeek R1 | 強化学習による推論特化モデル。思考プロセスを表示 | 数学・コーディング・論理推論 | 無料(1日50回) |
| DeepSeek V4-Pro | 1.6兆パラメータ。100万トークンコンテキスト・MCP対応(2026年4月公開) | 長文処理・エージェント | API有償 |
| DeepSeek V4-Flash | 2840億パラメータの高速版。コストパフォーマンス最良 | 高速推論・バッチ処理 | API有償 |
主要機能
- DeepThinkモード:R1モデルによる段階的推論。思考過程を表示しながら複雑な問題を解決(1日50回まで無料)
- Web検索連携:リアルタイムで最新情報を検索して回答。ニュース・最新データの確認に便利
- ファイルアップロード:PDF・画像・コードファイルなどを読み込んで解析・質問可能
- コード補完・デバッグ:Python・JavaScript・Rustなど多言語対応のコーディングアシスタント
- 多言語対応:108言語に対応。日本語の精度も十分実用的
- モバイルアプリ:iOS・Android両対応。外出先でも快適に利用可能
- OpenAI互換API:既存のOpenAI SDKそのままで切り替え可能。移行コスト最小
DeepSeekの使い方ガイド
Webブラウザから誰でも無料で使い始められます。アカウント登録は数分で完了します。
chat.deepseek.com にアクセスし、メールアドレスまたはGoogleアカウントで無料登録します。モバイルアプリはApp Store・Google Playから「DeepSeek」で検索してインストール。
チャット画面上部でモードを切り替えます。通常会話は「V3.2」、深く考えてほしい問題は「DeepThink(R1)」、最新情報が必要なときは「Web検索」をオンにします。複数同時オンも可能です。
日本語でそのまま入力できます。「〇〇について教えて」「このコードのバグを直して」「〇〇を要約して」など自然な言葉で指示するだけでOK。ファイルをアップロードして内容を分析させることもできます。
DeepThinkモード(R1)では、AIが考えている過程(Thinking)をリアルタイムで表示します。数学の証明・プログラムのアルゴリズム設計・長文分析などで特に力を発揮します。1日50回の制限があるので計画的に使いましょう。
プライバシーを重視する場合は、OllamaやLM Studioを使って自分のPCでDeepSeekを動かすことができます。モデルはオープンソースで無料公開されており、APIキーなしでオフライン利用も可能です。
日常会話や文章生成は「V3.2」、数学・コーディング・複雑な分析は「DeepThink(R1)」と使い分けると効率的です。Web検索モードをオンにすると最新情報も取得できます。DeepThinkの1日50回制限は翌日リセットされます。
使い分けが難しそうで…
普通のV3.2は早くて軽い。「翻訳して」「まとめて」「メール書いて」ならこれで十分です。
DeepThink(R1)は、AIが自分で考えながら答えを組み立てるモードで、数学の証明や複雑なプログラムの設計など、正確さが求められる場面で実力を発揮しますよ。
📺 動画で学ぶ DeepSeek
▲ 【1動画で全てがわかる】DeepSeekビジネス活用大全(🇯🇵 日本語)
▲ 【DeepSeek】使い方解説&危険性も徹底解説!(🇯🇵 日本語)
DeepSeekのメリット・デメリット
- Webチャットが完全無料で使い始めやすい
- DeepThink(R1)で高精度な推論・数学・コードが得意
- オープンソース(MIT)でローカル実行が可能
- API価格がGPT-4oの約1/9〜1/30と圧倒的に安い
- OpenAI互換APIで既存システムに簡単に組み込める
- Web検索モードで最新情報を自動取得
- iOS・Androidアプリで外出先でも利用可能
- データが中国サーバーに保存(機密情報の入力は厳禁)
- DeepThinkモードは1日50回の制限あり
- 稀に中国語で返答することがある(日本語明示で解消)
- 画像生成・音声機能はなし
- 法人・企業での利用には社内ポリシー確認が必要
- 高負荷時はレスポンスが遅くなる場合がある
料金プラン・API価格
Webチャットとアプリは完全無料。API利用はトークン従量課金制で、新規アカウントには500万トークンの無料クレジットが付与されます。
| 利用方法 | モデル | 入力(1Mトークン) | 出力(1Mトークン) |
|---|---|---|---|
| Webチャット / アプリ | V3.2 / R1 | 完全無料(DeepThink:1日50回) | |
| API(V3.2) | deepseek-v4 | $0.07(キャッシュ)/ $0.27 | $1.10 |
| API(R1推論) | deepseek-v4-r1 | $0.14(キャッシュ)/ $0.55 | $2.19 |
| 新規アカウント | – | 500万トークン無料 | |
GPT-4oのAPI価格(入力$2.50/1M)と比べると、DeepSeek V3.2は約9分の1のコスト。大量のテキスト処理やAPIを活用した自動化を検討している開発者・企業にとって大きなメリットになります。
セキュリティと安全な使い方
DeepSeekのサーバーは中国本土に設置されています。入力したテキストは同社のプライバシーポリシーに基づいて処理・保存されます。個人情報・社外秘・顧客データ・パスワードなど機密性の高い情報は絶対に入力しないでください。
- 一般的な学習・調査・創作:問題なし。公開情報の範囲で積極活用しましょう
- 社内文書・顧客情報:入力禁止。社内ポリシーを必ず確認
- プライバシーを重視する場合:Ollamaでローカル実行すればデータが外部に出ない
- 企業・法人利用:法務・情報セキュリティ部門への確認が必要
よくある質問
DeepSeekは日本語で使えますか?
はい、日本語に対応しています。ただし稀に英語や中国語で返答することがあります。その場合は「日本語で回答してください」と指示するか、会話の最初に「日本語で話しかける」設定にしておくと快適に使えます。
無料でどこまで使えますか?
Webチャット(chat.deepseek.com)とスマホアプリは登録するだけで完全無料。通常会話(V3.2)は無制限、DeepThinkモード(R1)は1日50回まで無料で利用できます。制限はロールオーバーなく毎日リセットされます。
ChatGPTと何が違いますか?
主な違いは①価格(APIが大幅に安い)②オープンソース(ローカル実行可能)③DeepThinkモード(思考プロセスの可視化)の3点です。日本語対応や使いやすさはChatGPTが若干優位ですが、コーディング・数学・コスト面ではDeepSeekが強みを発揮します。
V4とR1はどちらがいいですか?
一般的な会話・文章生成・翻訳にはV3.2(デフォルト)が高速で快適です。数学・論理推論・プログラミング設計など正確さが求められる作業にはDeepThink(R1)が適しています。2026年以降はV4シリーズへの移行が推奨されています。
アプリやサービスを作りたい人には最高の選択肢かも!
個人開発・スタートアップはもちろん、大規模処理を検討している企業にも注目度が高まっていますよ。
まずは無料のWebチャットで体験してみて、気に入ったらAPIを試してみてくださいね🚀









