Consensus(コンセンサス)は、2022年に科学者2名によって立ち上げられた論文検索特化型のAIツールです。「科学を民主化すること」「デマに対する解毒剤となること」を理念に掲げ、専門知識がない人でも「睡眠不足はアルツハイマー病のリスクになりますか?」のような疑問形の質問を入力するだけで、根拠となる論文を提示してくれます。2億件以上の論文データベース(Semantic Scholar基盤)から検索でき、登録すれば検索回数の制限なく利用できるのが特徴です。
Yes/No形式の科学的な疑問に対して、先行研究の見解をYes・Possibly・Mixed・Noの割合で集計してくれる「Consensus Meter」が最大の特徴。研究デザイン(RCT・メタ解析など)がアイコンで一目でわかるのも便利です。
Consensusとは?わかりやすく解説
Consensusは検索機能に特化しているぶん非常にシンプルで使いやすく、デザイン性の高さでも評判のツールです。
「亜鉛のサプリでうつ病は改善する?」のようなYes/No形式の質問を入れると、先行研究の見解を割合で示してくれるんです。
これを「Consensus Meter」と呼びます。
「結局どっちなの?」ってもやもやすることがよくあるので…
タイトルだけでは分かりにくい研究の質も一目で判断できますよ。
Consensusの主な機能一覧【2026年最新】
| 機能名 | できること | プラン |
|---|---|---|
| 精度の高い論文検索 | 疑問形・キーワードどちらでも検索可能。フィルター・ラベリング機能で目的の論文を発見 | 無制限・無料 |
| Consensus Meter | Yes/No形式の質問に対し、先行研究の見解をYes・Possibly・Mixed・Noの割合で集計 | 無料は月20回程度 |
| Study Snapshot | 各論文のKey takeaway・対象者・方法・結果を簡潔に表示 | 無料は一部制限 |
| Ask Paper | 個々の論文の内容についてチャット形式で質問できる | Premium推奨 |
| 保存・共有機能 | 論文・検索結果をブックマーク・リスト管理し、リンクで共有可能 | 無料は件数制限 |
| Copilot機能 | テーマを指示すると関連文献を踏まえた文章をまとめて生成(日本語設定対応) | 無料は月20回程度 |
Consensusの使い方(ステップガイド)
「〇〇は△△に効果がありますか?」のような疑問形の質問が最も精度の高い結果を返します。アカウント設定からCopilotの言語を日本語に切り替えれば、まとめ文章を日本語で生成することも可能です。
📺 動画で学ぶ Consensusの使い方
AIによる文献検索特化ツール | Consensusの使い方(知識と実用のブックラボ by Dr. T)
メリット・デメリット
- 検索回数に制限がなく、登録すれば無料で何度でも使える
- Consensus Meterで科学的な見解の傾向を直感的に把握できる
- 研究デザインがアイコン表示され、論文の質を一目で判断しやすい
- デザイン性が高くUIが見やすい
- 専門知識がなくても疑問形で質問するだけで使える
- 学生は3ヶ月Premiumプランを無料で利用できる
- 検索機能のみに特化しており、執筆支援などの機能はない
- 文献の網羅性に限界があり、重要な論文が出てこないことがある
- UIや論文詳細ページは基本的に英語
- Pro分析・Consensus Meter・保存機能は無料プランで制限がある
- 引用数の多さ=妥当性の高さではない点に注意が必要
料金プラン比較【2026年6月最新】
| プラン | 料金 | Pro分析・Consensus Meter | 対象 |
|---|---|---|---|
| 無料 | 0円 | 月20回程度 | 個人での試用 |
| Premium | $8.99/月(年払い)・$11.99/月(月払い) | 無制限 | 個人研究者・学生 |
| Teams | 個別見積もり | 無制限 | 小規模チーム・研究機関 |
| Enterprise | 個別見積もり | 無制限 | 大学・大規模組織 |
料金は2026年6月時点の情報です。学生は学校のメールアドレス登録などでPremiumプランを3ヶ月間無料で利用できます。最新情報はConsensus公式サイトでご確認ください。
ただPro分析(要約の精度向上)やConsensus Meterを頻繁に使いたい場合はPremiumがおすすめですね。
学生さんなら3ヶ月無料で試せるので、まずはそちらを活用しましょう。
よくある質問
Consensusは日本語で使えますか?
UIや論文詳細ページは基本的に英語ですが、Copilot機能はアカウント設定から日本語に切り替えることができます。ChatGPTなど他のAIと組み合わせて日本語で活用する方法も一般的です。
ConsensusとElicitはどちらを使うべきですか?
科学的な問いに対するYes/No傾向をざっくり把握したいならConsensus、複数論文を構造化データとして抽出・比較したいならElicitが向いています。両方を併用する研究者も多くいます。
無料プランの制限は具体的に何ですか?
Pro分析・Consensus Meterなどのai機能が月20回程度に制限され、Study Snapshotの一部情報が見られない、ブックマーク・保存リストの数にも制限があります。基本的な論文検索自体は無料でも無制限です。
引用数が多い論文ほど信頼できますか?
Consensus自体が注釈している通り、引用数の多さは必ずしも研究の妥当性の高さを意味しません。研究デザイン(RCT・メタ解析など)やジャーナルランクも合わせて確認することが推奨されています。







