SciSpace(旧Typeset)は、研究者・大学院生に特化したAIオールインワンツールです。1,220万件を超える論文データベースから検索できるほか、論文の読解補助、執筆支援、プレゼン資料の自動生成までを1つのプラットフォームで完結できます。約70の言語に対応しており、日本語でAI Copilotとやり取りすることも可能。論文調査や読解に時間を取られがちな研究者の間で、効率化ツールとして注目されています。
論文検索・読解・執筆・プレゼン作成を1つに統合したAI研究アシスタント。検索結果は引用付きサマリー+テーブル形式で整理され、PDFをアップロードすればAI Copilotが内容を解説してくれます。
SciSpaceとは?わかりやすく解説
SciSpaceは研究プロセス全体(探す・読む・書く・伝える)をカバーするAIツールです。複数のツールを使い分ける必要がなく、作業をひとつのプラットフォームに集約できるのが大きな特徴です。
論文を「探す」「読む」「書く」「伝える」まで全部1つのツールでできちゃうんです。
1,220万件以上の論文データベースから検索できるんですよ😊
でも英語の論文を読むのって正直しんどいんですよね…
言語設定を「ja(日本語)」にすれば、AI Copilotが日本語で論文の内容を解説してくれます。
わからない数式や図表もドラッグで選択するだけで説明してもらえますよ。
SciSpaceの主な機能一覧【2026年最新】
| 機能名 | できること | プラン |
|---|---|---|
| Literature Review | 質問形式で論文を検索し、引用付きサマリー+テーブル形式で結果を整理 | 無料あり |
| Deep Review | 検索キーワードを自動最適化し、複数回検索を同時実行する高精度レビュー生成 | Advanced限定 |
| Find Topics | 論文ではなく「概念」を検索し、関連するアプローチをまとめて提示 | 無料あり |
| Copilot(論文読解) | PDFをアップロードし要約・質問・図表解説・ハイライトが可能。Podcast機能で音声解説も | 無料あり |
| AI Writer | 研究計画書・文献レビュー・アブストラクトなどのテンプレートから執筆支援、リライト機能も搭載 | 無料あり |
| My Library | 論文をフォルダ管理し、内容をテーブルで比較。Zotero連携にも対応 | 無料あり |
| Citation Booster | 論文をアップロードするだけで解説動画・プレゼンスライドを自動生成 | 研究者アカウント必須 |
SciSpaceの使い方(ステップガイド)
ここでは最も使われる「論文検索→読解」の基本フローを解説します。
無料プランは機能自体は使えますが、要約や図表解説の精度がかなり落ちます。「内容がイマイチだな」と感じたら、それは無料プランの限界である可能性が高いです。本格的に使うならPremium以上への切り替えをおすすめします。
その結果、本当に欲しい論文と、見逃しやすい関連論文の両方をまとめて抽出できるんです。ただしAdvancedプラン限定の機能なんですよ。
📺 動画で学ぶ SciSpaceの使い方
AIによる文献検索・読解補助・文献整理の総合ツール|Scispaceの使い方(知識と実用のブックラボ by Dr. T)
SciSpaceで簡単に英語論文の要約をする【研究生活ハック】(研究者ゲンキ)
メリット・デメリット
- 検索・読解・執筆・プレゼン生成を1つのツールに集約できる
- 1,220万件超のデータベースから論文を検索可能
- 日本語を含む約70言語でCopilotとやり取りできる
- 図表・数式もドラッグするだけでAIが解説してくれる
- Podcast機能で論文を音声(対話形式)で聴ける
- Zoteroなど文献管理ツールと連携可能
- 無料プランはAIの出力品質が低く、実用には課金が必須
- 最も精度の高い「Deep Review」はAdvancedプラン限定
- Podcast機能の音声は現在英語のみ
- 論文によってはSciSpace上で直接PDFが開けない場合がある
- 論文投稿前チェックや剽窃チェックは搭載されていない
料金プラン比較【2026年6月最新】
| プラン | 料金(年間契約時/月) | AIの品質 | Deep Review |
|---|---|---|---|
| Free | 0円 | 標準(制限あり) | 利用不可 |
| Premium | 約$12/月〜(クーポン適用で$7.2/月〜) | 高品質・無制限 | 利用不可 |
| Advanced | $42/月〜 | 高品質・無制限 | 利用可能 |
料金は2026年6月時点の情報で、為替やキャンペーンにより変動します。日本円のクレジットカードやGoogle Payでの支払いに対応しています。最新の料金はSciSpace公式サイトでご確認ください。
Deep Reviewのような高精度検索が必要な網羅的サーベイをするときだけAdvancedを検討する、という使い方がコスパが良いですね。
まずは無料プランで操作感を試してから判断するのがおすすめです。
SciSpaceと他の論文AIツールの使い分け
SciSpaceは「読解」に強みがありますが、用途に応じて他のAIツールと組み合わせるとさらに効率的です。
- Perplexity:最新研究のキャッチアップや初期調査の論文探索に強い
- Elicit / Consensus:複数論文を横断した比較・エビデンスの傾向把握に強い
- NotebookLM:複数論文を読み込んだ分野全体のサーベイ・横断理解に強い
- SciSpace:1本の論文を精読し、数式や専門用語を深く理解したいときに強い
- Paperpal / Jenni AI:論文を実際に執筆・校正するフェーズで活躍
「NotebookLMで分野全体を把握→SciSpaceで気になる1本を深く読む→Paperpalで執筆・校正する」という流れが効率的です。SciSpaceは特に局所的な理解(数式・手法の詳細)に強みがあります。
SciSpaceは日本語で使えますか?
はい、約70の言語に対応しており、言語設定を「ja(日本語)」にすることでCopilotとのやり取りやサマリー表示を日本語にできます。検索クエリも日本語で入力可能です。
無料プランでもちゃんと使えますか?
基本的な機能はほぼすべて無料プランでも試せますが、AIの出力品質(要約や図表解説の精度)に明確な差があります。日常的に使うのであれば有料プランへの切り替えが推奨されています。
SciSpaceとElicit・Consensusは何が違いますか?
Elicitは複数論文の構造化データ抽出・比較に強く、Consensusは科学的な問いへのYes/No傾向の可視化に強い一方、SciSpaceは「検索+精読」を1つのツールで完結できる総合力が特徴です。目的に応じて組み合わせて使う研究者も多くいます。
論文の執筆まで対応していますか?
はい、AI Writer機能で研究計画書・文献レビュー・アブストラクトなどのテンプレートから執筆を始められます。ただし投稿前チェックや剽窃チェックは搭載されていないため、仕上げの段階ではPaperpalなど専用ツールと組み合わせるのがおすすめです。







