「AIが生成した絵とは思えない…」そう驚かせる画像を量産してきたMidjourney(ミッドジャーニー)。2022年の登場以来、アーティストやデザイナー、クリエイターを中心に世界中で愛用されてきた画像生成AIの代名詞的存在です。2025年〜2026年にかけてはV7モデルの正式リリースとWebアプリの大幅強化が進み、より直感的に・より高品質な画像が作れるようになりました。この記事では、Midjourneyの基本から最新機能・料金プラン・プロンプトのコツまで、まるごと解説します。
米国のAIスタートアップMidjourney社が開発・提供する画像生成AIサービス。テキストで画像の内容を指示するだけで、写真・イラスト・アート作品など多彩なビジュアルを高品質に自動生成できます。Discord経由とWebアプリの両方から利用可能で、2026年現在は全プラン有料で提供されています。
Midjourneyって何がすごいの?
DALL-EやStable Diffusionと比べても、全体的な画像の”雰囲気”や”質感”の表現が特別うまくて、プロのクリエイターも実際の仕事に使っている唯一のAI画像サービスと言われています。
さらにOmni Reference(オムニリファレンス)という機能で、特定のキャラクターやオブジェクトを別のシーンでも同じ見た目のまま生成できるようになったのが大きな進化ポイントです。
V7の主な機能一覧【2026年最新】
| 機能名 | できること | モデル |
|---|---|---|
| テキスト→画像生成 | プロンプトを入力するだけで高品質な画像を生成。写真風・イラスト・アート・ゲームグラフィックスなど多彩なスタイルに対応 | V7(標準) |
| Omni Reference | 参照画像を使って特定のキャラクター・物体・スタイルを異なるシーンでも一貫して再現できる機能。V7から大幅強化 | V7 |
| 4K高解像度生成 | 最大4K解像度で鮮明な画像を生成。プリント・商業利用にも耐えうる高品質 | V7 |
| 画像のバリエーション生成 | 生成した画像をベースに、同じスタイルで複数のバリエーションを自動生成 | 全バージョン |
| アップスケール | 生成した画像をさらに高解像度にアップスケール。ディテールの追加も可能 | 全バージョン |
| Inpainting(部分修正) | 画像の特定部分だけを選択して別の要素に置き換える部分修正機能 | Webアプリで強化 |
| Outpainting(画像拡張) | 生成した画像の外側をAIが自動生成して画角を広げる機能 | Webアプリ限定強化 |
| スタイル調整(–style) | –style rawなどのパラメータで生成スタイルを細かくコントロール可能 | 全バージョン |
Midjourneyの始め方・使い方(ステップガイド)
2026年現在、MidjourneyはWebアプリ(midjourney.com)が公式の推奨入口です。かつてはDiscord経由のみでしたが、今はWebアプリでよりかんたんに使えます。
公式サイトにアクセス。Googleアカウントまたはメールアドレスでアカウントを作成します。Discordアカウントでもログイン可能です。
Midjourneyは2026年現在、無料トライアルを提供していません。Basicプラン(月$10〜)から選択して支払いを完了します。年払いを選ぶと約20%お得になります。
Webアプリのホーム画面下部にあるプロンプトバーに、生成したい画像のイメージを英語で入力します(日本語入力も可能ですが英語のほうが精度が上がります)。例:「a serene Japanese garden at sunrise, photorealistic, 4K」
4枚の候補画像が生成されます。気に入ったものをU(アップスケール)で高解像度化するか、V(バリエーション)で似たパターンを追加生成します。
気に入った画像を右クリックまたはダウンロードボタンで保存します。Webアプリでは生成した画像の管理・整理も行えます。
最初は「被写体 + スタイル + 品質キーワード」の3点セットで試してみましょう。
例:「a cute cat in a garden, watercolor style, highly detailed」
英語が苦手な場合はDeepLなどで翻訳してから入力するのがおすすめです。
📺 動画で学ぶ
▲ 【2025年】初心者向けMidjourneyの使い方!プロンプト基礎〜応用パーフェクトガイド(🇯🇵 Dr.slump-J)
▲ MidjourneyがV7にアップデート!使い方から新機能まで完全解説(🇯🇵 AI たろう)
料金プラン比較(2026年6月時点)
StandardプランからはRelaxモードが使えるようになるので、急がない画像生成は時間がかかる代わりに無制限で作れます。仕事で使うなら商業利用やプライバシー保護のためにPro以上を検討しましょう。
| プラン | 月額(月払い) | Fast GPU時間 | Relaxモード | ステルスモード |
|---|---|---|---|---|
| Basic | $10(約1,500円) | 3.3時間/月 | ✗ | ✗ |
| Standard | $30(約4,500円) | 15時間/月 | ✓ 無制限 | ✗ |
| Pro | $60(約9,000円) | 30時間/月 | ✓ 無制限 | ✓ |
| Mega | $120(約18,000円) | 60時間/月 | ✓ 無制限 | ✓ |
年払いにすると約20%割引になります(Basic年払い:$96/年 ≈ 月$8相当)。
Relaxモードは生成に1〜10分かかりますが、GPU消費なしで無制限に生成可能。急がない用途ならStandard以上のコスパが格段に上がります。
ステルスモードはPro以上の機能で、生成した画像が他のユーザーのギャラリーに表示されなくなります。商業案件や機密性の高い作業に必須です。
2023年以降、Midjourneyは無料トライアルを停止しています。2026年現在も無料プランはなく、利用には有料登録が必要です。まず試したい場合はBasicプラン(月$10)から始めるのがおすすめです。
Midjourneyのメリット・デメリット
- 画像品質・アート表現力が他サービスを凌ぐトップクラス
- V7でフォトリアルな人物・手・テキスト描写が大幅向上
- Omni Referenceでキャラクターの一貫性を保った量産が可能
- 最大4K解像度の高品質画像を生成できる
- Webアプリで直感的に操作できるUIに進化
- StandardプランのRelaxモードなら実質無制限に生成可能
- 世界最大の画像生成コミュニティで参考例が豊富
- 無料プランがなく、利用には月$10〜の有料登録が必要
- 日本語UIに未対応(プロンプトは英語推奨)
- 生成した画像の著作権・商用利用はプランや利用規約を要確認
- BasicプランはFast GPU時間が3.3時間と少なめ
- Stable DiffusionなどOSSと比べカスタマイズ性が低い
Discord版 vs Webアプリ版の違い
MidjourneyはかつてDiscordでのみ利用できましたが、現在はWebアプリが公式の推奨入口として大幅に強化されています。
| 項目 | Webアプリ(midjourney.com) | Discord版 |
|---|---|---|
| 操作のしやすさ | ✓ 直感的なGUI | コマンド入力が必要 |
| 画像の管理・整理 | ✓ ギャラリーで一覧管理 | チャットに流れていく |
| Inpainting / Outpainting | ✓ エディター機能で操作可能 | 一部対応 |
| コミュニティ閲覧 | ✓ Explore機能で参照可能 | ✓ コミュニティチャンネル |
| プロンプト入力 | プロンプトバーに入力 | /imagine コマンドで入力 |
| 推奨度(2026年) | 初心者・中上級者向け | 上級者向け |
V7プロンプトのコツとおすすめパラメータ
例えば「a young woman, in a rainy Tokyo street, cinematic lighting, highly detailed, 8K」という感じ。日本語で書いた後にDeepLで翻訳するのも全然ありですよ。
–ar 16:9:縦横比を指定(16:9なら横長、1:1なら正方形)
–v 7:V7モデルを指定(現在はデフォルト)
–style raw:AIの解釈を最小限にしてプロンプト通りに忠実に生成
–no [要素]:画像に含めたくないものを除外
この4つだけでも覚えておくとグッと表現の幅が広がります!
- 「photorealistic」「ultra-detailed」などの品質ワードを末尾に追加すると解像感が上がる
- アーティスト名を参照(例:「in the style of Hiroshi Yoshida」)するとそのテイストに近づく
- 「–no text」でテキストや文字が入らないようにできる(逆に入れたい場合はV7でかなり改善)
- 参照画像URLをプロンプトの先頭に貼ると、構図・色味の参考にできる
- Omni Reference機能でキャラクター画像を指定すると、別シーンでも一貫した人物が生成できる
こんな方におすすめ
- デザイナー・イラストレーター:高品質なビジュアルをアイデア出しやモックアップ用途に
- マーケターや広告クリエイター:SNS画像・バナー・コンセプトビジュアルを素早く量産
- ブロガーやコンテンツクリエイター:記事のアイキャッチ画像や挿絵を低コストで用意
- ゲームクリエイター・漫画家:キャラクターやシーンのコンセプトアートをOmni Referenceで量産
- 本格的にAI画像生成を学びたい方:世界最大のコミュニティで良質なプロンプト例が豊富に参照できる
よくある質問
無料で試せますか?
2026年現在、Midjourneyに無料プランはありません。かつて存在した無料トライアル(25枚限定)は2023年に停止しています。まず試したい場合はBasicプラン(月$10)を1ヶ月だけ契約してみるのがおすすめです。
日本語プロンプトは使えますか?
日本語プロンプトでも画像生成できますが、英語のほうが解釈精度が高い傾向にあります。DeepLなどの翻訳ツールで英語に変換してから使うと、より意図に近い画像が生成されます。
商用利用はできますか?
有料プランに加入していれば基本的に商用利用が認められています。ただし、Basicプランは年間収益が$1,000,000未満であることが条件です。大きな商業プロジェクトではPro以上のプランを選ぶことを推奨します。最新の利用規約(midjourney.com/terms)で必ず確認してください。
生成した画像の著作権はどうなりますか?
有料プランでは生成した画像の著作権はユーザーに帰属します(商業利用ライセンスが付与されます)。ただしAI生成物の著作権は各国の法律によって取り扱いが異なるため、重要な用途では法律専門家への確認を推奨します。
Discord版とWebアプリのどちらを使えばいいですか?
2026年現在はWebアプリ(midjourney.com)が公式の推奨入口です。直感的なGUIで画像管理・編集もしやすく、初心者はWebアプリ一択で問題ありません。Discordコマンドに慣れた上級者は引き続きDiscordも使えます。









